アクセス解析の結果、リッケンの次に人気のページが
ここでした。本人としては意外ですが、ウエノコウジ氏の人気が
未だ衰えないことがわかります。
・・・だもんで、改訂します。
<訂正> :ウエノコウジ氏よりも早いはず→ 早かった。
Serial Number:
ウエノ氏所有: V080554
わたくしの: V063533
因みに、シリアル下の目隠しタオルは撮影上のものです。
ケース入り近況写真もUPします。(2015年5月2日撮影)
シンプルこの上なし。アクティブユーザーにはわからない醍醐味です
既述の通り、ナット以外は全て現状、フィンガーレストも
買った時のままです
5年前にも書いてますが、ネック反りの問題があるため、
保管時は弦をズルズルまで緩めて、当て物をした上でケースに入れ、
立てた状態で保存しています
ウエノ氏の愛器ですが、TMGE中期までは遠目にもきれいでしたが、
ミッシェル後期~HIATUS加入以降の雑誌では、ジョイント付近の
ボディがまるで彫刻刀でも使ったのかと見まがうほど、次第に
大きく削れていきました。彼のピッキングの強さの証です
彼のプレイスタイルは、ピックを弦に対して斜めに擦るように
強く当てていくことで発生させた倍音を、ブリブリマニアの名機
SUNN 300Tでブリブリに歪ませた音が好みだったようです。
わたくしは今でも、それが彼の音が好きな理由です
自分の知る限り、この楽器を最も正しい解釈で弾いているのは
正に彼だと思っています
TMGE時代の、彼の潔いアンプ直結主義に影響を受け、
わたくしも未だに、ヘルプでポップスカバーを演っても
チューナーのみを介した直結にこだわっています。
ということで、以下のオリジナルページもご堪能下さい。
(2010年8月17日)
++++++++++++++++
暫く間が空いてしまいましたが
ベース紹介シリーズの第4回です。
第4回=4号機は、
フェンダーUSA アメリカンヴィンテージシリーズ
62プレシジョン Re-issue です。
購入年: 1991年
購入状態: 中古
定価: 288,750円 (参考:2010年新品価格)
実買価格: 98,000円
状態: ナット交換
この年の4月、学生から社会人になり、
給料というものを会社から貰うようになりました
当時、卒業してそのまま東京で就職し
手取り16万円くらいだったと思います
そのうち、家賃が6万5000円で
残りが一人暮らしの自分に与えられた
自由に使える金でした
えー、毎度お馴染みの脱線ですが(笑)
在学中に活動した前述の音楽サークルは
活動期間が入学後2年間と決まってましたから
その後は所謂『外バン』で活動してました
いったん「ザ・ズッコケターズ」で袂を分かった
僧侶ドラマーとのリズム隊復活です
バンド名は「IMITATION LURE」
後に「RUA」に改名します
活動場所は主に横浜でした
巷は「イカ天」ブーム
本物にはもちろん出ていませんが
TVK(テレビ神奈川)のもどき番組に
出演したことがありましたなぁ・・・
この頃も前回登場した、あの重ジャズベ1本で
全てこなしています
2年足らずで、活動休止。
4年間続いたバンド生活は
ここで一旦途切れます
そんな中、ある日学生時代のバンド仲間が
彼女にギターを買ってもらうんだと言うので
(俗に言う、ひも野郎の典型ですね)
冷やかしのつもりでついて行ったのが
楽器のメッカ、お茶の水。
そこで、彼女に出逢います
たしかクロサワ楽器の中古専門店でした
憧れのフェンダーUSA
当時はスタンダードとかカスタムとかリイシューとか
詳しいことは知りませんでしたが
例によってとにかく一目惚れ。
またしても試奏もしないでローンで購入。
ハードケースは付いておらず
数年経ってから、やっぱりかわいそうになって
ヴィンテージケースを買ってやりました
これ以降の活動は大雑把に言って
ピック弾き=プレベ
指弾き=ジャズベ
このように使い分けができるようになりました
上記の3号と
この4号は正に「当たり」の楽器です
どちらも未だに現役ですから
2年後、東京を去るときには、この2本を両肩に抱えて
新幹線に一緒に乗って地元へ帰りました
そのとき、八重洲で彼女を肩から滑らせ
思い切り歩道に落として
3弦のペグを少し曲げてしまいます
・・・ニモツトイッショニ オクレバヨカッタ。
5・6年ほど経ってから
どうしても4弦が外へポイーンと
脱線するので、ナットを幅狭のものに交換します
あとはオリジナルの状態です
裏には、こんなものが。

何だかわかります?これ。
困った問題は、ネックの反り
一時期、弟にベースを教えて
嫁にドラムを叩かせて
一族バンドを結成すべく、暫く貸し出したところ
わたくしの説明不足により
反らせてしまいました
ロッド調整は何度もしたのですが
折れるのが怖くて
なかなかまっすぐにはなりません
実際、後の回でも出てくるプレベのロッドを
バチーンと折ってしまいました・・・
20代後半から30代後半までの10年間に渡り
活躍したのがこのプレベです
買ってから既に20年近くになりますから
いい感じにボディーが黄ばんできてますよ
後に、TMGEのウエノコウジ氏が
このベースを一躍有名にします
でも、わたくしの方が早いはず
それがちょっと自慢だったりして。
さて、恒例の思い出の曲は。
ウイスキー&ウォッカ / ARB
https://www.youtube.com/watch?v=rov6FoLT5Ps
岡山在住時代の30才前後
10才近くも若い岡山理科大の現役学生に混じって
ARBのコピーバンドを演っていました
この曲が、このベースで最も弾いた曲だと思います
そんな訳で、次回はいよいよ
夢の1本!のお話しです。
[0回]
PR