・・・何分、性格が古風なもので
一騎打ちの前には必ず「やーやー我こそは」から入らないと
相手に失礼に当たるのではないか、なんて未だに考える
そんなわたくしは、古い人間です。若い頃から。
で、タイトル説明
一般常識のお有りな方々にはお分かりの通り
為鶏口無為牛後と書いて・・・それ
けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ
と、読みますね
わたくしがこれを座右の銘としてはや数十年が経ちますが
人様に座右の銘を聞かれたことは多分2回だけ。
・・・いいんです、なくてもそんなもん
ケータイアドレスの方が大事ですよ
漢文、覚えてますか?
なんで戻るん?とか
なんで一とか二とか要るん?とか
思った人もおられよう、わたくしのように
その日までは、わたくしも普通に
鶏口となるも牛後となるなかれ
と、書いていました。
そう、その日までは。
ある日、奉公先のご令室から拝領した
とある有名な寺のおっさん*=和尚さんの略称ですよ
えー、そのおっさん直筆の長巻に
為鶏口無為牛後
と書いてありました
米:オリヂナル漢文の頭にある、「寧」は外してありました
一文節として見れば不向きだからでしょうね
おお、こっちのが、かっきー♪
それ以来、わたくしはオール漢字で己の座右の銘を書き
一人悦に入り中ですが
だれにも聞かれないから
だれにも書いたげたことがない
あーもったいない
・・・結局、ただの自己満足
だれにも書いたげないもんだから
折角のオール漢字を忘れないように
自分の手帳に小さく書きました
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