みなさまこんにちは。
なんか仕事が忙しくなり、upしたい写真とかは撮りだめているのですが
なかなか・・・
皆様のご来場を解析したところ、やはり圧倒的に
リッケンバッカーネタが多いです。
・・・ので、前回からの続きということで、久々にUPしますね。
②4001S
このモデルが、現在世間に知られるようになった
リッケンバッカーの初期のモデルです。
4001Sは、前回の4000のモデルチェンジ版として
1961年に登場しました。
因みに、次回登場する4001も同じく1961年のデビューです。
4000と4001Sの大きな違いは、フロントピックアップが
追加されたことです。例のトースターですね。
以前に書きましたが、これはギターのPUをベースに
転用するという、ありえない離れ業です。
ボディーが薄くなり(前回参照)、ネック材はここから
リッケンの特徴でもあるメイプルネックとなり、いわゆる
世の中数あるベースでも稀な「オールメイプル」となります。
ただし、それゆえに「弱いネック」のレッテルも貼られることに
なるのですが・・・
裏ネタですが、4000も4001Sもともに1973年以降は
スルーネックからセットネックに変わります。
折れたときのリペアのし易さを優先させたかは知りません。
ピックガードの形状も現在の4003と同じものになります。
ペグを4000より小さいものを採用することにより
ヘッドサイズもかなりコンパクトになります。
因みに、どちらもクルーソンの逆巻きタイプです。
ブリッジはここで現行の4003と同じものになります。
・・・が、逆に今となっては相当レトロ。
オールドフェンダーもそうですが、デビュー当時はみんな
ミュート機能が付いていました。左右のネジをネジネジすると
下からミュートスポンジがせり上がってきます。
今、このミュート機能を存分に活用しているリッケンユーザーの方が
いらっしゃいましたら、ぜひご連絡下さい!
三角コマも、微調整には全くもって不向きです。
まあ、要するにこの楽器にそんな細かいことをいちいち言うやつは
二度と使わないで下さい。残念ながらこの楽器の魅力はそんなとこには
ございません・・・
[2回]
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