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非澹泊無以明志。

段取り八分の仕事二分っと。

April 30,2025

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April 12,2015

● Rickenbacker 4000シリーズ ヒストリア②


みなさまこんにちは。
なんか仕事が忙しくなり、upしたい写真とかは撮りだめているのですが
なかなか・・・

皆様のご来場を解析したところ、やはり圧倒的に
リッケンバッカーネタが多いです。
・・・ので、前回からの続きということで、久々にUPしますね。


②4001S
このモデルが、現在世間に知られるようになった
リッケンバッカーの初期のモデルです。

4001Sは、前回の4000のモデルチェンジ版として
1961年に登場しました。

因みに、次回登場する4001も同じく1961年のデビューです。

1e4899c2.jpeg


4000と4001Sの大きな違いは、フロントピックアップが
追加されたことです。例のトースターですね。
以前に書きましたが、これはギターのPUをベースに
転用するという、ありえない離れ業です。

ボディーが薄くなり(前回参照)、ネック材はここから
リッケンの特徴でもあるメイプルネックとなり、いわゆる
世の中数あるベースでも稀な「オールメイプル」となります。
ただし、それゆえに「弱いネック」のレッテルも貼られることに
なるのですが・・・

裏ネタですが、4000も4001Sもともに1973年以降は
スルーネックからセットネックに変わります。
折れたときのリペアのし易さを優先させたかは知りません。

ピックガードの形状も現在の4003と同じものになります。

ペグを4000より小さいものを採用することにより
ヘッドサイズもかなりコンパクトになります。
因みに、どちらもクルーソンの逆巻きタイプです。

4001S-5.jpg

ブリッジはここで現行の4003と同じものになります。
・・・が、逆に今となっては相当レトロ。
オールドフェンダーもそうですが、デビュー当時はみんな
ミュート機能が付いていました。左右のネジをネジネジすると
下からミュートスポンジがせり上がってきます。

Bridge.jpg

今、このミュート機能を存分に活用しているリッケンユーザーの方が
いらっしゃいましたら、ぜひご連絡下さい!

三角コマも、微調整には全くもって不向きです。

まあ、要するにこの楽器にそんな細かいことをいちいち言うやつは
二度と使わないで下さい。残念ながらこの楽器の魅力はそんなとこには
ございません・・・



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ベースのはなし。

↑   by アオギザミ at 22:39 | comments(0)

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