なんかブログの写真サイズ修正が上手くいかなくて
サイズがバラバラで申し訳ありません・・・
いざ、ネック換装です!
まずは新旧ネックの比較を

オリジナルネックのサイズはスタンダードなスケール:592ミリ
20フレット位置での幅:64ミリ 厚み27ミリ
写真はナット位置で揃えていますが、新ネックの方が21フレット仕様
(鍔だし)のため、長いのがわかります
メイプルワンピースの無塗装、裏のトラスロッド埋め込み穴埋めは
恐らくローズだと思います。『スカンクライン』というらしいですね
なるほど・・・
ヘッドのアップ写真
0フレットのネック幅の違いがよくわかります
既述の通り新ネックはジャズべのものなので細みです
ヘッドストック自体もやや小ぶり
トラスロッドはカバー無しヘッド側+HEXナットです
一番の問題はペグ穴の大きさと位置です
新ネックの方が大きいため、既存のブッシュが合いません
悩んだ挙句、ブッシュ無しとします
4つの配置はヘッドが小ぶりなため、間隔がオリジナルよりも
狭くなっています(コピー元がジャズべだからか?)
ネックエンド側です
62ジャズべ以前の最大の問題がトラストッド調整ナットの位置です
<その1>でも書きましたが、ご覧の様にボディ側にあるため
調整するにはいちいちネックを外さなければなりませんでした
新ネックは上述の通りヘッド側にあるため、シンプルです
21フレットの鍔だし形状がよくわかります
ペグはオリジナルの物を磨いて再利用します
取り付け前のボディです
実はネックが折れたあと、改造してあったPUとサーキットは
<その2>で紹介したスクワイヤーPBに移植してしまったため
今回の復活に当たっては、暫定としてもともとのJAPANオリジナルを
引っ張り出してきて組立てしました
アースが心配なのでブリッジも外して組直しましたが、心配です・・・
ペグは各4点のネジ位置を墨出し、錐穴明けたあと固定します
糸巻きが穴芯に出てくるように4弦から取り付けていったのですが
3弦との間隔を甘く見たため、1~2弦の間隔がギリギリです!

ネックジョイント側です
新品ネックのため、ネジ穴は明いておらず、こちらも仮組みして
墨出し後、錐穴を明けてから徐々にねじを締めていきます
少し浮いている状態でいったん止め、高さを見てから本締めします

ネックジョイント完了後、ブリッジ取り付け(裏アース)
コントロールノブとジャックを取り付けたピックガードを
ボディに取り付けます
ほんでもって弦を張り、ピッチ調整、弦高調整をしてついに完成です!

既述の通り、ペグ穴のサイズが違うため、オリジナルネックのメタルブッシュ
(ハトメ)は使えず、見た目は悪いですがそのまま糸巻きがニョキッと出ています。

試奏しましたが、半田こて嫌いの私にしては(笑)
一発で鳴ったので上出来です!
ただし、恐れていた通り、弦に触れていないと
かなりのアースノイズが出ます
今後の課題ですね
いずれにしても、お蔵に入っていた1本を6年半がかりで
復活させることに成功しました!感無量です
現在女性トリオボーカルのバックバンドでベースを弾いていますが
スタジオでアンプにつないで鳴らしても、それなりの音は
出ましたので、ひとまず成功ということにしたいと思います
余談ですが、折ってしまったオリジナルネックは
自宅のリビングでモニュメントとなりました
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