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非澹泊無以明志。

段取り八分の仕事二分っと。

April 30,2025

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↑   by at 17:37

May 25,2010

● 記念すべき初号機=JBコピーモデル。

このカテゴリーでは
わたくしの所有する相棒諸君と
それにまつわるブロイットを
不定期で載せるです・・・


今回は記念すべき
初号機のおはなし。


高校2年生のとき
生まれて初めて
自分の小遣いで
記念すべきベース初号機を
買いました。通販で。
遠い記憶では音楽雑誌の
通販コーナーだったはず。


ジャズベコピーモデル
カラー:サンバースト

さすがに写真はありませんでした・・・
ので
現行同型のイメージ画像にて
お楽しみ下さい
当時をできるだけリアルに再現すべく
某メーカーさんの
定価10000円以下のものを




購入年: 1985年
購入状態: 新品
定価: 19800円
改造箇所: 多数


・・・なんたってメーカーが凄い。

アルプス楽器

いろいろ調べましたが
このメーカーがベースを製作していたという
記事は、ありませんでした
ヘッドロゴが何だったか覚えていれば
そっちで引けたかも


インターネット、アルプス楽器に敗北。


ボディは、ラワン材。
いわゆる南洋材ですね
当時、「近海船」と呼ばれる船種で
運ばれてたやつですよ
分かりやすく言うと、
建築用のコンパネです


さすがにネックはコンパネではなかったですが
えらい反りまくり
弦高なんて10㎜くらいあったと思う
えらい弾きにくかったです

そらそうじゃ

でもこのコンパネベースで
野球の練習終わって
下宿に帰宅したら
勉強しないで
ハードロックとかコピーしてました

タブ譜とかも買いましたが
音符が読めん
しかも押さえとる音と
レコードから聞こえる音が違う
明らかに違う


タブ譜は嘘ついとる


このころから既にタブ譜を
信用してませんでした
自分の耳に聞こえる音を
何度も巻き戻して聞いて
そこを押さえてました

そしてそれが
耳コピ人生の始まりです


いまも同じです
ベース始める人にも
必ずアドバイスします

タブ譜に頼るな、と。


・・・でも、

今になって
よーく考えてみると
オクターブ調整とか
ピッチ調整とか
ぜーんぜんしてなかったなぁ~

ただ、おかげで未だに
譜面の要らないベーシスト

まあ、言い換えれば
譜面の読めないベーシストですけど


ほっといてくださいよ
楽譜がなんだ
理論がなんだ



あちこち削ったり埋めたり
電気系バラしたり
回せるところは全部回しました
そしてとうとう

胴と首が
バラバラになりました


いやいや。
懐かしい思い出です
高校卒業して
下宿を離れるときに
彼は捨ててきました


あのとき今日まで
ベース人生が続くとは
全く予想してませんでした


このベースで弾いた一番の思い出の曲は

Last in Line / DIO
http://www.youtube.com/watch?v=xSjlEjpyA9g

・・・奇しくもロニーが鬼籍に入った今月
感慨もひとしおです・・・
「ロニーよ、永遠に。」の項も
是非読んでやって下さいね


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ベースのはなし。

↑   by アオギザミ at 19:42 | comments(0)

March 08,2010

● わたくしとベース(ドカベン野球編)

「ベース、楽しい」


高校に入学したわたくしは
なぜか
硬式野球部に入部届を出して
しまいました

ベースを知った前述の
町立中学校には野球部が無く
陸上部で短距離をちょろりっと走って
おりました

野球は好きです、今でも
でも、さすがに無謀でしたね
遊び程度、ソフトボール程度の技術では
甲子園には行けませんよ、そら

なんせ、ユニフォームの着方も
知りませんでしたから
スラパン?ストッキング?
スラパンをノーパンで履くのには
えらいショックを受けました
しかも野外で
新1年生は多すぎて部室に入れず
というか、1年生には部室など
10年早いわ!的なノリで

メーカーも何にも知らないものだから
もちろんグローブに軟式用と硬式用が
あることも知らず
とりあえず運動具屋に行って買ってきたのが

美津和タイガー硬式用グラブ

当時の部員らと飲んだら未だに話題に出る
わたくしの美津和タイガー
わたくし以外は全員が中学野球の経験者
彼らにとってはこのグラブ が
かなり衝撃的だったらしい
赤字に白刺繍のエンブレム
ポケットにはDDの文字が。
DUALDENTの略だったのね

今 考えたら、プレミアもんだな、
高校卒業までは持っていましたが
その後行方不明に

そんな訳で
県大会優勝中学から
ピッチャー以外がごっそりと
入部してきた同級生の中で
わたくしにいったい
何ができると
いうのでしょう・・・

おまけに わたくしらと同時に就任した
OBの青年監督とやら
何を血迷ったか
鳴かず飛ばずの、 いえ、
足の速そうな3名を
右打ちから左打ちに改造するという
人造人間キカイダー並の改造計画


・・・こんなところで
中学時代の陸上が
災いするとは
思ってもみませんでした

でもそのときは3人とも
真剣そのもの
「やってやるぜ!」
「左バッターとして大成するのだ!」

戦争末期の学徒の方々には
今でも頭が下がる想いですが
そのときの3人も
この上からの無謀な計画命令に対して
疑う余地など一片もありませんでした

それからというもの
3人は三者三様でそれぞれ
練習に明け暮れました
上級生なんか、ソラァ モノスゴカッタ
だって、弁当の箸を左手に持ち替えて
食べてましたから

同級生なんか、ソラァ モノスゴカッタ
夜遅くに練習終わってからも
手の皮剥けるまで
素振りやティーバッティング
やってましたから


あ、わたくしですか・・・
汽車通学でしたので
列車の時間に間に合うように
みんなよりも早く
途中で練習抜けて
帰ってビール飲んでました
下宿先のおばさんが
スナックやってて
冷蔵庫に冷やしてくれてました
キリンラガーの小瓶
おいしかったー


・・・ なんだか書いてて自分で
勝手に盛り上がってきたので
続けるとしますかぁ
このはなし


ベース、出ませんねぇ。


<次号に続く>

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ベースのはなし。

↑   by アオギザミ at 18:55 | comments(0) | trackbacks()

February 25,2010

● わたくしとベース(萌芽期Ⅱ)


<前号よりつづくんだけど>

・・・個人練習もいい感じになり
さあ、発表会に向け、打合せ

なんせ、わたくしとシブがき隊の
ふたりしかいないので
ドラム、というかリズム出しを
どうしようということになりました

メトロノームでは芸がない
ほうじゃ!ドラムマシーン!!

音楽の先生にお願いして
昼休みに音楽室で
大太鼓を借りました
ラジカセを用意して
バチを握り
録音釦をポチッと

ドンドンドンドンドーン♪

ウエディングは前撮りで
これは前録りですね
弟くん、結婚おめでとう

ドラムマシーン完成!
マシーンに合わせてリハーサル

・・・いけるやん。


そして、ライブ。発表会。
前座が続きます
木琴二重奏
リコーダー三重奏
ピアノと歌

さあ、我らが出番
ユニット名があったような気がするが
宇宙の彼方へさようなら

単音シンセ&ヴォーカル
借り物ベース とベーアン
ドラムマシーン
ラジカセスイッチオーン!


「シーイーズマッスドーター・・・」


文化祭のとき同様
聴く人に感銘を与えたのかどうか
それはわかりません
よかったよと褒められた
記憶もありません

ただ、ひとつだけはっきりと
覚えていることがあります
それは

「ベース、楽しい」

好きな女子につられて入った
音楽の選択科目
そのとき初めて
女子からかっこよく見られたい自分の性格が
どっかへふっとんで
ベースを弾いてる自分が
楽しくてしょうがない
そんな感覚を得ました


3月に町立中学卒業
4月に県立高校入学

「ベース、楽しい」

・・・。

なんということでしょう!
匠の手によってベースは
ホームベースに代わり
手に持つものは
バットとグローブ

あれ?


さあ、ドカベン<野球編>の
はじまりですよ!

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ベースのはなし。

↑   by アオギザミ at 18:52 | comments(0) | trackbacks()

February 23,2010

● わたくしとベース(萌芽期Ⅰ)

さて、前号のような訳で
なんとかベースを借りることに
成功したわたくし
アンプは本番までいらないので
とりあえず、黒光りさんを
家に持って帰りました

しげしげとながめてみると
鉄製の弦が4本
しかも太さがちがう
木製の腕にはタテに金属棒が打たれ
だいたいひとつおきに
丸いマークが
はめ込まれています

ようするに
左手でここをてきとーに押さえて
右手で弦を弾けば
ボヨーンと音がすると
そういうことね

右手の弾くとこに
なにやら鉄の丸棒がタテに
埋め込まれていますが
あまり演奏には関係なさそうね
ツマミは回せば音が変わる
ステレオアンプとおんなじね


・・・いま思い出すと
すっげー恐ろしいことに
チューナーは存在していなかった
ような気がする

いったい、どうやってチューニングしたか
まるで覚えなし

まあいいかと。


ところで、この「Muscle Daughter」という曲
ベースはただの8ルートベタ弾きならびに
循環コードでしたので
原曲と押さえた音さえ合えば
けっこう簡単にひけるのですよ
ベースを始めようとお考えのそこのあなた
おすすめですよ


それ、ボンボンボンっと
受験勉強、さようならっと。

<さらに次号>

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ベースのはなし。

↑   by アオギザミ at 18:51 | comments(0) | trackbacks()

February 19,2010

● わたくしとベース(胎動期)

さて、前号のようなわけで
バンドデビューは文字通り散々な結果と
なりました

シンセ担当、いま思い出すと
歌メロを 弾いていたような気が・・・
まあ、そもそもコードが弾ける楽器じゃ
なかった訳で

一番マシだったのはドラム
ベースなんか文化祭の翌日には
「アンプのボリュームゼロ疑惑」が
取り沙汰される始末

いまでも「挑発∞」はtraumaと
なっております・・・


さてさて、それから1年が過ぎ
わたくしも3年生となりました
部活動も引退し
受験勉強へとシフト

「選択科目」なる授業が登場します
技術・家庭科・音楽の中から選びます

わたくしは音楽を選択します
たぶん、好きな女子がいたからだと
記憶しています

卒業も近いころ
好きな楽器で好きな曲を発表するという
フリースタイルなお題が出されました
このとき、わたくしと組んだのは
元シブがき隊のひとり
普段はクラスも違うし、それほど仲が
良かった訳ではありませんが、むこうから
誘ってもらいました

課題曲発表!

「100%そうかもね」

ではなく

「Muscle Daughter」  Salon Music

当時ホンダCR-XというクルマのCMソング
「デュエットに夢中」シングルレコードのB面

彼は、わたくしが玩具シンセをもってることに
興味を示していたのでしょう
わたくしはシンセに興味を無くしていました
わしゃ鍵盤にはむいてないけん
いまでもそうです

彼に使ってもらうことにしました

さて、わたくしは何をしましょうか
シブがき隊がシンセに興味があったのと同様
わたくしも興味を持つものがありました
あの日以来、ずっと。


黒くてピカピカ光る、あれ
1回だけボリュームゼロデビューしたあと
さびしそうに部屋のどこかに置かれているはず

ヤマハBB Ⅴ ブラック
発売当時の価格は50000円
黒い画像はなかったので、とりあえずホワイトを。


※メーカー様HPより

ベーアンもヤマハでした
でっかかった
コンボだけど10インチ4発キャビくらいは楽にある
合計で10万は絶対超えてます

お金持ちの元ベーシストに合掌してお願いして
しぶしぶ貸してもらうことにしました

・・・なんでしぶしぶなんじゃ!!
ぜんぜん使うとらんやないか!!


<待て次号>

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ベースのはなし。

↑   by アオギザミ at 19:00 | comments(0) | trackbacks()

February 18,2010

● わたくしとベース(黎明期)

じつはわたくし、ベースが少し弾けます
エレキだけですけど。
コントラバスは無理。あ、ウッドとも言いますか。

趣味と聞かれれば、まずは「ロックバンド」と答えます
特技と聞かれれば、まずは「ベース少し弾く」と答えます

そんな、もう20年以上のつき合いになる
わたくしとベースの関係を
せっかくですから
しばらく連載してみようかと思うのです


初めてベースというものを手に取ったのは、はるか昔
中学3年生のときでした

・・・でも、そこへたどり着くまでには
ドカベンが野球を始める前、柔道部だったくだりから始まるように
少し回り道が必要です。
今回はそこまでのはなし。

わたくしが中学2年のとき、文化祭で仲間とライブをやろうと
いうことになりました
わたくしに回ってきた担当は「シンセ」
シンセティックではありません、 シンセサイザーです
キーボードでもありません、「シンセ」です

当時、YMOにはまっていたので、このバンド話よりも先に
も しかしたら自分で買っていたかも知れません
型式は忘れましたが、コルグのミニ鍵で単音しか出ないんだけど
ちゃんとベンドとかチョークとかできたり
「チュチューン!」とか、ホワイトノイズとかも出せる
いかすやつでした

しばらくして、その文化祭で演奏する曲が発表されました。

「挑発∞」 by シブがき隊。

どっかーん!!

「ちょうはつーらー むげんだーいー」

要するに、シブがき隊の挑発∞をフリ付きで歌うチームの
バックバンドという設定です。

バックバンドのメンバー。
Key:わたくし
Ds:親戚がドラムもってるやつ
B:ベースとベーアン買う金もってるやつ

もちろん、当時はコードもキーもタブ譜もわかりませんから
「ザ・ベストテン」かなんかをビデオレコーダー
当時は20万近くした
に録って、あとはひたすら

耳コピです 
米: ↑ココ、覚えといて下さい。出てきますよ

リハ(というより、初合わせでゲネプロ)は、記憶によると
本番のちょっと前と、本番前夜の2回だけ
しかも各10分くらいずつ
ベース担当の自宅応接間で演ったと思いますが
怖いお父さんに「うるさいが」とか言われて終わったような


さて、本番当日。中学校体育館。

前座は、3年生のアコギ弾き語り
曲は今でも明確に記憶しています
「パーンプキンパイトシナモンティーニ」
「バラーノカタチノカクザトウフタツ」
「シーナモンノエダデガラスニサンド」・・・。
・・・当時はこれが誰の歌だか全く判りませんでした

いきなり次元が今へ戻りますが、じつはつい先週
突然通勤中のカーレディオから流れてきました。
そこでわたくしは初めて、この曲のタイトルと歌手を
知ることになったのです・・・「♪ぁパーンプキンパイト・・・」
タイトルなんてそのまんまやし・・・

さて、前座の、って、先輩やんか
の、熱のこもった演奏が終わり、いよいよ出番です。
歌チームはたぶん、1曲目にウルトラセブンのカラオケで
といっても、正確にはミュージックテープで。
振り付きダンスをやったはずです。
これはこれで、なかなかよかった
少なくとも、裏で控えるわたくしはそう思いました

そして、2曲目「挑発∞」by シブがき隊。
の炸裂する時がきました
ドラムのカウント「ワンツースリーフォー!」



・・・客席の中学生たちからは
いったいわたしらが何に見えてたでしょうか

2分くらい経ったころ、生徒の列の後方から
先生が両手で

ばってん X

のサインを提示、勢いの収まらない歌チームはたまらず
体育館のひな壇から約2メートル弱下の客席に向かって
全員がジャーンプ。エーックス!


・・・幕が引かれ、全てが終わりました。


幕は強制的に引かれましたが
これがわたくしの、今日まで続くライブ活動の
輝かしき幕開けであ りました

<待て次号>





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ベースのはなし。

↑   by アオギザミ at 19:00 | comments(0) | trackbacks()

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■たべもの:
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■のみもの:
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■くるま:
完全ノスタルジアまたはポルシェ
LEXUS, BMW, that's no sense.
■なやみ:
肩こりと胃炎
■人並み:
ベース弾く。
あと、ドラムと歌唱少し。
■人並み以下:
持久力と呼ばれること全て
努力と根性
■特技:
あさおきない。
まがもたない。

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