時の移ろいは早いもので、また一年が過ぎた
年に一回の内視鏡検査
先週は採血とCT検査を実施した
行き帰りの道中は奥深い山を越えていくのだが
紅葉にはまだ早いものの、秋の訪れはそこここに感じることができる
同時にそれはまた
入院手術の記憶を確実に蘇らせてもくれる
あれから2年が過ぎた
手術は成功し、転移の恐れはないと診断されてはいるが
そもそもがある日突然できたものだけに、絶対確実は誰にも断言できない
月曜日とは違い、木曜日は患者も少なく院内は静か
比較的早く呼ばれて検査室へ
チューブが通る吐き気よりも
検査結果が悪かったら、という恐怖が勝る
マウスピースを咥えてあるのでものも言えず
先生と助手(研修医か)が何か言うたびにドキドキする
いつもよりも長い
検査終了
その場で面談
特に異常なし
今回も生きながらえた
昨夜からの絶食と結果祝いに
一人で回転する。
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