本日は術後一年経過後の内視鏡検査。
7月の健康診断での内視鏡の検査結果は良好だったことは書いた通り
あれからまだ4ヶ月後とはいえ、一年前の悪夢がありありと蘇る
ひと山越えて行く病院までの車内から見えるのは美しい紅葉だが
やはりすんなり受け入れられないのは仕方ないか。
いつもは月曜日が多く、がんセンターは大勢の人でごった返しているが
今日は木曜日で閑散としている
わたくしの前の患者さんは入院中の方みたいだが、ずいぶんと検査時間が長かった
11時半が経過。昨夜から絶食している腹が鳴る。生きていることを実感する
胃の泡を消す水薬を飲んでから検査室へ。相変わらずクールな担当のドクターが
前の患者さんの記録をパソコンで打ち込んでいる
バブル時代以降の再流行で、すっかり定着したボストンを掛ける若い看護師さんに
麻酔スプレーを噴霧してもらい、左を下にして横になると、マウスピースという名の
猿轡を咥えさせられる
今日は麻酔の効きが悪かったからか、喉が痛いし吐き気も多くちょっと辛かった
目を開けて見えた数字は「70」、ファイバースコープの管が体内に70cm入っている
という意味だ
緊張の結果は
異常なし
前回10月のCT結果でも転移の陰なし
血液検査による腫瘍マーカーも正常
眼光鋭いドクターと目を合わせてお礼を言い、退出。
次回は来年3月末、甲状腺腫瘍検査と同時実施の予定
これでしばしの間、がんのことを忘れられる
ただし、胃もたれは相変わらずの頻度で起きている
長い付き合いだが、いやな感じだ
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