前回のPBサンバースト・ネック交換<その2>で触れたわらしべ長者的な1本の紹介です8号機: Squier by Fender Precision 32" medium scale
製造年: 1984~1987年製(ser. No. E616208)
入手年: 2010年
入手時状態: 中 古
定 価: 不明(当時の相場で60000円台?)
実買価格: 25000円(送料込)シモクラセカンドハンズ
改造箇所: サーキット、ピックアップ
誤ってネックを折ってしまった、前述のサンバーストPB
何とかしたいと思い、純正ネックを買おうと思いましたが
ネックだけで4万もすると聞いて
ヘッドに入るあのロゴの値打ちがこのベースの全てであることを悟り
ギヴアップ
ならば、とオークションサイトで検索するも
相場はやはり同じで、ジャンク品ですら純正品のネックはいずれも高値取引
ならば、と今度は中古PBを丸ごと買ってネックだけ流用しようと
想いたち、探したのがこの1本
フェンダースクワイヤーといえば、フェンダーユーザーなら誰もが知る
本家の廉価版であり入門版、ギブソンで言えばオーヴィルですね
でも、スクワイヤーブランドのきっかけと発祥が日本だったことは
あまり知られていません
スクワイヤーとはいえネック取りが目的なので、MAX3万円までと思い
探していたら下倉楽器にあったのが、これ。
前にも書きましたが、特筆すべきはミディアムスケールということ
JBのミディアムはプロベーシストが使っていたのを知っていますが
PBは聞いたことない
とにかく購入。正月明け早々に届きました
タバコの焼け跡?
とにかくネックを外してサンバーストに換装したものの
結果は前号で紹介の通り、見事な失敗に終わりました
フェンダーサンバーストもこのスクワイヤーミディアムも
どっちこのままでは中途半端でもったいない
ということは、生かせる方を生かそう、ということにして
こっちのスクワイヤーに、サンバーストに搭載済だったこいつを
再移植手術
ほんで、できあがりがこれ。
ところが、こいつがまた弾きやすくていい音がするんですよ!!
ノイズも無く、バルトリーニの丸くてぶっとい音質はそのまま
加えて、もともと指の短いわたくしには好都合
しかも軽量なので、パンク系のライヴにも持ってこいです
私の知識不足が招いた幸いというか、彼女自身の執念というか
こうしてこのブラックビューティーはわたくしのコレクションの
仲間入りを果たしました
限定販売だったのかどうかは知りませんが
たまたまネットで見つけた、フェンダーのパンク風味ストラップを
彼女専用として取り付けています
もう1本欲しいと思って探しましたが、もう出てきませんでした
余談ですが、てっきり「Squire」だと思っていたら「Squier」だったのね。
[0回]
PR